ボツワナの公用語は、英語とセツワナ語です。海外協力隊で任国に入り、首都で4週弱の研修を受けますが、その中で2週間、50時間の現地語研修を受けました。
タイトルの Ke a leboga! (ケアレボーハ)は、「ありがとう」です。セツワナ語の研修は、シンプルなテキストと先生の用意するプリントやスライドを使い、英語でセツワナ語を学びます。
挨拶、自己紹介、簡単な質問から数の数え方、曜日、色、季節などなど。
首都での生活は同期隊員とも一緒で日本語もそこそこ話せ、泊まっているゲストハウスのスタッフに挨拶したり、レジで精算した時に軽くお礼を言ったりくらいは練習にもちょうどよく、使っていました。
任地に入り、活動も始まり、スタッフや学生さんは顔を見ると挨拶してくれ、近い関係のスタッフからは、ときどきセツワナ語を教えてくれます。
教えてもらったセツワナ語や聞いた人の名前、都度都度覚えていこうとノートにメモしたりその日の終わりに読み返してみたりしていましたが、なかなか覚えられません。。
トップの画像はボツワナに来てからずっと使っていたノート。セツワナ語の研修もこのノートでメモを取ったり自己紹介のフレーズをまとめたりしていました。ちょっとしたコミュニケーションの筆談や、名前を覚えるために書いたりしていた大切なノートなのですが、先月後半慌ただしく構内を回っていた時にどこかに置いてきてしまっていました。
写真を添付してWhatsAppのグループに捜索願いを出そうかと思っていた矢先、今日ヘルプ対応で行った建物で「忘れてたよ」と知らせてくれました。Tanki!
Tanki も「ありがとう」なんですが、こっちがカジュアルに、よく使われます。Ke a lebogaは、少しインフォーマルというか丁寧というか、会議の開始と終了の挨拶の最後に集まってくれてありがとうという時はこちらですね。
昨日と今日は別の隊員がたまたまカレッジに来ていました。配属先の活動で、コミュニティの方がワークショップに参加するのに付き添ってきていて、こちらの施設を案内したり、スタッフにも紹介したりしました。
昨日はワークショップをしている部門のトップの方が、今日は自分のカウンターパート(活動の責任者)が、初見の隊員さんから聞いた自己紹介を、今度は他の人に紹介していて、聞いていると研修で学んだ他の人を紹介するフレーズそのものでした。自分もこのようなシチュエーションで使えるようにならなきゃと思いました。
普段の活動中も、ボツワナ人同士はすごい勢いで大きな声てセツワナ語で話していて、最初は何を言っているかわからずでした。ただ、ちょいちょい英語が混じったり、英語になって、またセツワナ語に戻ったりするのと、表情やトーン、シチュエーションから、何について話しているのかはなんとなく分かり、話が終わった後でたまに聞いてみたりします。セツワナ語も、接続詞や繰り返し出てくるフレーズからわずかずつでも分かってきそうな気もして、セツワナ語での会話もしっかり聞いてみています。
任期が終わる頃には、Dijo屋(ランチで利用する屋台)さんのオバチャンとセツワナ語で世間話ができるくらいにはなりたい!
コメントを残す