Mobile Money in Botswana

日本ではPayPayやSuicaでキャッシュレス決済、PayPayなどのサービスは個人間送金もできていました。

海外ではというと、中国ではQRコードでの決済が広がり、2023年にロンドンを訪れたときはスマホをかざして地下鉄にGoogle Payで入場できる様子も見ました。

ここアフリカでは、エムペサ(m-pesa)が有名ですが、銀行口座がなくても携帯の番号で送金できるモバイルサービスが各国で普及しています。

途上国に広がる「モバイル送金」サービス(総務省)https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h26/html/nc113100.html

Botswanaのモバイルマネー

Botswanaには3つ、モバイルのキャリアがあります。BTC,Mascom,Orangeです。海外協力隊で活動している私はJICAが用意したSIMがMascomだったので、そのままMascomを利用しています。

OrangeはOrange Money、MascomはMyZaka、BTCはSmegaというモバイルマネーのサービスを提供しています。

今回、とあるイベントに参加するため、主催者に送金する必要がありました。これまでに何度かマラソン大会の申し込みをしたりしましたが、エントリーページにはオンライン決済と連携していて、日本でのオンラインショッピングと同じようにWeb上でカード決済が可能でした。しかし、そうでない申し込みや、それらのオンライン決済可能な申し込みであっても、WhatsApp番号あてに送金でもOKというのをよく見かけました。

とうとう、それしか方法のない申し込みに行き当たったので、これを機にと試してみました。

携帯番号へ送金してみた

MascomのMyZakaは、バンドルの購入に使うMascomのアプリにもメニューがあり見てはいたものの、使い方は知りませんでした。そしてこれを利用するためには、Mascomショップでフォームを記入しVisaのカード発行を受ける必要がありました。その上で、電話番号に紐づいたMyZakaのPINが有効になり、それを使ってアプリから送金ができるようです。

BTCのSmegaも同様のようです。
https://btc.bw/frequently-asked-questions

また2度3度そのような機会に遭遇して不便なようであれば手続きを考えることにして、今回は銀行のサービスで携帯の番号宛に送金をすることにしました。

私が利用している(これもJICAの指定)Absa Bankはアプリ内から Send Money > Mobile Walletというサービスを使って、電話番号を指定して送金することができました。

この番号が着金できるものか確認され、Orange Moneyの誰々さん宛にいくら払いましたという結果が表示され、それをシェア機能経由でWhatsAppに送り、手続き完了。

ちなみに送金先の指定は、「Pay to cell:」と「Ewallet:」が同じ番号、「Orange money:」が別の番号で指定されました。

問い合わせフォームではなくチャット

よく使われている支払い方法なのかもしれませんが、はじめての利用者からすると、本当に大丈夫かいちいち不安を感じてしまうのと、受け取った側の作業も煩雑そうだなと思いました。

ちなみにPOPは Proof of Payment、何らかの支払いを証明するもの。今回は銀行アプリから取引証明のPDFを他のアプリ(WhatsApp)に送信する機能を利用しました。

そういえばいろんなところにOrange moneyやMyZakaの窓口を見かけるのは、送金されたお金の換金や入金なのかも知れない。また調べてみよう。

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