任地での活動が始まって主に2ヶ月、主にICTサービス運用に取り組んできました。
所属先のカレッジでは600名超の学生と約150名のスタッフがいて、ICTインフラを利用するためのアカウントを発行しています。
地味に多いヘルプがパスワードリセットなのですが、サービスデスクとしても割込になるし、ログインできなくなって困っているので仕事や学習が滞ってお互い時間のロスになります。
「セルフサービスパスワードリセット」で検索すると、多くのサービスやソリューション、そして運用されている学校の、まさにセルフサービスパスワードリセットのためのサイトが多数ヒットします。サービスプロバイダのサイトでは、実にヘルプデスクに寄せられる問い合わせの4割とも6割とも書かれていて、その多さが世間的にも課題になっていることがよくわかります。
これらのソリューションは、多くはクラウドで動作し、またオンプレミスとの同期を行うハイブリッドのサービスもあります。パスワードを忘れた時の本人を確認するための事前の設定も必要だったり、越えなければならない壁はいくつもあります。
しかし、パスワード以外の認証方法もさまざまありはするものの、セルフサービスパスワードリセットは現実的で有力なソリューションです。
私自身、さまざまWebサービスを利用していますが、よく使うものは覚えていて、たまに使うものはブラウザに任せていて、最悪セルフパスワードリセットがあるという安心感で何とかなっています。
また話をよく聞いてみると、「expireしたので設定したが忘れてしまった」等、いくつかパターンもありそうです。この場合はパスワードを無期限にするというのも一つの方法です。カレッジのICTインフラは、SNS並みにいつでも使える状態に利用者もなっていてもらいたいものですから、認証基盤の整備はしっかり取り組んでいきたいです。
ほんと、次の入学時期を見据えて、これはチームで検討していきたい。
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